無料メルマガ「少予算で起業・独立開業に“成功”する方法！」　―　バックナンバー

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　　　　　少予算で起業・独立開業に“成功”する方法！vo.4

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　こんにちは。

　「起業・独立開業“成功”委員会」の砂原 正樹です。


　（今さらですが・・・）
　小泉さん、再選されましたね。

　「やっぱりね」
　
　といったところでしょうか？


　「“在任中は”消費税は上げない」
　
　なんて小泉さんは言ってます。


■■■■■■■■　小泉さん、ホントっすか？　■■■■■■■■


　ま、どっちにしても小泉さんの任期（それとも「人気」？）が切れ
　たら、即「消費税アップ」？

　そういうことですよね？

　多分その時は「１０％」になるでしょうから、すでにビジネスをし
　ていたり、これから起業するあなたにとって、消費税の計算は少し
　楽になりますね。

　私も計算は楽になります。
　
　　　　　　　　　　　ああ、嬉しいなー！

　これからも、たくさん税金取ってね。
　郵政・道路公団の民営化もせずに、税金たくさん使って民業圧迫
　してね。
　
　・・・と、日本政府への皮肉はこれくらいにしておいて。



　先日、ある起業家の方とお話しする機会がありました。


 （「起業家」と言っても、かれこれ、３年くらい自分で事業をやっ
　　ておられる方なので、「起業家」という定義からはちょっと外れ
　　るのかも知れません）

　個人事業でがんばってこられて、経理・税務対策は税理士の先生に
　お願いしていたそうです。


　税金の手続きだの帳簿処理だの、そんなの、素人にはなかなか分か
　りませんもんね、普通。

　で、この方もそこらへんの「ややっこしい話」は、税理士の先生に
　お願いしていたわけです。


　ところが・・・、

　　　　　　　　　　　非常に怒っています。


　どうやらその先生が税務処理を「間違っていた」とのこと。


　当初の予定と違い、ガッポリ税金を持っていかれたのだそうです。

　細かい話は省略しますが、ようするに、

　　　　　　「払わなくて良い税金を払っちゃった」

　ということですね。


　当然、その先生に問いただしました。

「どうなってんの？」と。

　すると、

「すいません、間違ってました」という返事だったそうです。


　そりゃ、怒りますよね。



　■■■■■■■　あなたは、大丈夫でしょうか？　■■■■■■■


　無敵の看板・・・

　　　　　　　　　　　　　「○○士」

　こういう資格が付いていると、それだけで安心してしまいがちです。


　まあ、お医者さんに「無免許医、ブラックジャック」のような人は
　いないと思いますが、ことビジネス関連では、結構こんなことって
　あるんじゃないでしょうか？


　　　　　　　「税理士」「会計士」「弁護士」・・・

　いろんな資格があります。
　が、例えば、資格を持たずにやっている「会計コンサルタント」の
　ほうが、保険との組み合わせやら、帳簿上の処理方法など、税理士
　や会計士の先生よりも上手な節税方法を知っていたりします。


　資格を持たずにやっている「売り上げアップ系コンサルタント」の
　ほうが売り上げアップの個別具体的なノウハウや方法を中小企業診
　断士の先生などよりも、的確に指導できたりもします。


　考えてみればそうですよね。


 「士」という看板を持たない「町人」が、「士」を持ったお侍をライ
　バルとして張り合わなきゃいけないんです。


　その分、地を這うようなハングリー精神を持ってたりします。

　資格がない分、不利なわけですから。

　世はインターネット時代。奇しくも今年は「徳川幕府」400年。


　それでも、今も「お侍」（＝「士」）は、エライ。

「士」という「看板」・「身分」に、我々はまだまだ弱いものです。
（それゆえに、「サムライ商法」なるものが大儲けできるわけですね）


　案外、「士農工商」の制度は、我々のマインド上にびっちりとこび
　りついているのかも知れません。


　私はこれを「日本型カースト制度」と呼んでいます。

　
　・・・あ、くれぐれも誤解しないでくださいね。

　「サムライ稼業が悪い」という意味ではありませんよ。

　その資格取得のために、時間やお金を使ってそれなりの勉強をして
　きちんと資格を得たわけです。

　当然、その正当性に間違いはありません。

　資格のために得た正しく適切な知識もあるはずです。


　注意すべきは、

　● 資格を取るためのお勉強ができること（「知識」があること）

　● 実務面で有能なスキルを持っていること

　この２つは、「まったく別物である」ということ。

　
　■■■■■■■　「知識」と「知恵」は別物である　■■■■■■■

　そう、言い換えてもいいかもしれませんね。


 「士」が付いている“だけで”あなたは短絡的に安心してはいけな
　い、ということです。

　この２つ、両方があれば、理想的ですよね。



　■あなたがこれから独立する方なら・・・

　　　「資格さえ取れば独立開業できる」


　■あなたがすでに事業をしている方なら・・・

　　　「“○○士”の先生に任せれば安心」


　そんなこと思っていませんか？

　あなたは、「日本型カースト制度」にズッポリ嵌っていませんか？


　と、言うことで「税金の話」〜「サムライ稼業」のお話しでした。

　　　　　　　　　　　　　　　あ！
　
　そう言えば、「税金」の話で思い出しました。

　その昔、税務署で

　　　　　　　　「ふざけるなー！！」


　と、思わず机を殴りそうになったことがあるんです。
　（痛いのは嫌なので、実際は殴りませんでしたケドね・・・）

　そうなんです。
　
　私も、税金で忘れられない怒りがあったのです！


 （・・・以下次号）
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